告白 

 俺には 今すごく気になっている人がいる。俺よりひとつ年下で同じテニス部の海堂 薫だ。 少し無愛想で人付き合いも苦手そうだから人に誤解されやすいがとてもまじめで先輩には礼儀正しいしテニスの練習も部で一番一生懸命だしとても可愛いと思う。しかし俺はこの気持ちを伝えようか迷っている。俺も海堂も男だからだ。もし告白して海堂に嫌われたらと思うと怖くて言い出せない。だからせめていい先輩でいようと思って練習メニューを組んだり自主練を手伝ったりして気持ちを落ち着かせている。だけどもう限界だ。
「ねえ乾 君はいつまでそうやって気持ちを伝えないつもりなのかな?」
放課後の部活の時間いつものように海堂を見ていると突然声をかけられた。 
「なんだ。不二か おどかすなよ。」
「うそつき。まったく驚いてないくせに」
不二はいつもの笑顔で俺に話しかけてきた。
「乾の気持ちもわかるけど 見てるほうがじれったいんだよね いいかげん君の悩んでる姿みるのもうっとうしいし。」
不二はとても綺麗な笑顔でこういってきた。顔だけみてれば天使なのになあ。その口はどうにかならないのか
「不二・・相変わらずきついなあ・・」
「だって本当のことでしょ」
でもおれはこういうやり取りが嫌いじゃない。むしろとても楽しいとさえ思う。
「とっとと告白しちゃいなよ。海堂最近すごく綺麗になったし、狙ってるやつもいるよ桃とか越前とか。」
「うっ。 それをいわれるとつらい」
「ふふっ頑張ってね。じゃあ僕は手塚が呼んでるからいくね。」
「ああ
そういって不二は手塚のところへ走っていった。不二の顔がとても嬉しそうだったので俺は羨ましくなってしまった。 俺もあの二人みたいになれるだろうか・・海堂・・
海堂にこの気持ちを伝えよう。いつも帰りは最後まで残るしチャンスはいくらだってあるそう決めた俺はノートを閉じると、部の練習に参加するためにコートに入っていった。



とりあえず乾さん告白を決心するの巻です。短い上に駄文 しかも前後編こんなの誰か読んでくれるのかしら・・




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